AIライター副業は未経験でもできる?3ヶ月やってわかったこと【体験談】
ライティング経験ゼロでも、AIを使えばライターとして稼げるのか。僕が副業を始める前に一番知りたかったことだ。ネットで調べても「できます!」と書いてある記事ばかりで、リアルな体験談が全然見つからなかった。
だから、自分で試してみた。
未経験でもできる。ただし、最初の1ヶ月は覚悟がいる。
ライティング経験ゼロ・文章力に自信なしの僕が、AIライターとして3ヶ月やってみたリアルな記録だ。成功談よりも失敗談の方が多いけど、その分、これから始める人には役立つと思う。
前提:僕のスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 30代前半 |
| 本業 | 普通の会社員(営業職) |
| ライティング経験 | ゼロ。仕事のメールすら苦手 |
| AI経験 | ChatGPTを雑談で使ったことがある程度 |
| 副業経験 | なし |
| 使える時間 | 平日夜1〜2時間 + 土日3〜4時間 |
完全な素人。ここからスタートした。
1ヶ月目:準備編|手探りの日々
やったこと
Week 1-2:ChatGPTの使い方を覚える
まずはChatGPTの無料版をひたすら触った。ブログ記事を書かせたり、商品紹介文を作らせたり、メルマガの文面を出させたり。とにかく色んな指示を出して、どんな回答が返ってくるか実験した。
ここで気づいたのが、プロンプトの書き方で出力が全然変わるということ。「記事を書いて」と「30代の初心者向けに、AI副業の始め方を3000字で、カジュアルなトーンで書いて」では、天と地の差があった。
Week 3:クラウドワークスに登録
ライティング案件が多いクラウドワークスに登録した。プロフィールを作るのに丸1日。実績がゼロだから書くことがなくて、「ChatGPTを日常的に活用しています」「丁寧な仕事を心がけます」くらいしか書けなかった。
Week 4:初めての案件応募
AI活用、初心者歓迎のキーワードでフィルターして、ライティング案件を片っ端から探した。
応募数:10件。
返事が来た数:3件。
採用された数:2件。
採用率20%。正直もっと低いかと思っていたから、少しホッとした。
1ヶ月目の収入
0円。案件は取れたけど、まだ納品していない段階。
1ヶ月目の学び
- プロンプトの書き方が副業の成否を左右する
- 実績ゼロでも初心者歓迎の案件なら採用される
- プロフィールは定期的にアップデートすべき
2ヶ月目:実践編|地獄と覚醒
初案件の納品
1件目の案件は健康食品の紹介記事2,000字で報酬2,000円。
ChatGPTに「健康食品○○の紹介記事を2,000字で書いて」と指示した。出てきた文章を少し手直しして、3時間で納品。
……のが大間違いだった。
翌日、クライアントから修正依頼。
「内容が一般的すぎます。もう少し具体的な体験談や、他の製品との違いを入れてください」
さらに、成分の説明に誤りがあるとの指摘。ChatGPTが書いた成分の効能が、実際の研究結果と異なっていたらしい。
AIに丸投げした結果、ファクトチェック不足で信頼を失いかけた。これが最初の大きな失敗。
AI丸投げからの脱却
この経験からワークフローを完全に見直した。
改善後のフロー:
1. リサーチ:テーマについて自分で30分調べる
2. 構成案作成:ChatGPTに構成案を作らせ、自分で調整
3. 下書き生成:ChatGPTにセクションごとに書かせる
4. ファクトチェック:数字や事実を必ず確認
5. リライト:自分の言葉で書き直す
6. 最終チェック:誤字脱字・論理の流れを確認
作業時間は増えた。でも品質が劇的に上がった。修正依頼がほぼゼロになった。
プロンプトのテンプレート化
もう1つ大きかったのが、プロンプトのテンプレート化。
毎回ゼロからプロンプトを考えるのは無駄が多い。案件のパターン別にテンプレートを作っておいて、テーマだけ入れ替える方式にした。
たとえば商品紹介記事のテンプレート:
あなたはWebライティングの専門家です。
以下の条件で商品紹介記事を書いてください。
【商品名】:○○
【ターゲット読者】:○○
【文字数】:○○字程度
【記事の目的】:読者が商品の特徴を理解し、購入を検討すること
【含めるべき要素】:
- 商品の概要
- 3つの特徴(メリット)
- デメリットや注意点(正直に)
- こんな人におすすめ
- まとめ
【トーン】:親しみやすく正直なレビュー風
テンプレ化したことで、1記事あたりのプロンプト作成時間が15分から3分に短縮された。
2ヶ月目の収入
約8,000円(4記事納品)
| 案件 | 文字数 | 報酬 | 作業時間 |
|---|---|---|---|
| 健康食品紹介 | 2,000字 | 2,000円 | 3時間 |
| AI活用コラム | 2,500字 | 2,500円 | 2.5時間 |
| 転職体験談 | 1,500字 | 1,500円 | 2時間 |
| サービス紹介 | 2,000字 | 2,000円 | 1.5時間 |
時給換算で約900円。正直キツい。ただ、案件を重ねるごとに作業時間が短くなっている実感はあった。
2ヶ月目の学び
- AI丸投げは絶対にダメ。ファクトチェックと人間の手直しが必須
- プロンプトのテンプレート化で効率が3倍以上になる
- 低単価でも丁寧に仕事をすれば、評価がつく
3ヶ月目:成長編|単価アップの転機
単価交渉に成功
2ヶ月目に納品したAI活用コラムのクライアントから、継続案件の打診が来た。
「月4本、1記事3,000字で書いてもらえませんか?」
ここで初めて単価交渉をした。
めちゃくちゃ緊張した。「今の倍の単価をお願いしたいんですが……」みたいなメッセージを送って、3時間くらいソワソワしていた。
結果:1記事5,000円で合意。
理由をあとで聞いたら、「前回の記事が修正なしで使えたから、多少高くても頼みたかった」とのこと。
品質が単価を決める。身をもって学んだ。
リピート案件の獲得
3ヶ月目は、新規案件の応募をほとんどしなかった。2ヶ月目のクライアントからリピート依頼が3件来たからだ。
リピートの最大のメリットは、クライアントの好みを把握済みなこと。初回のやり取りで「この人はこういうトーンが好き」「こういう構成を求めてる」がわかっているから、作業効率が段違いに良い。
作業フローの確立
3ヶ月かけて、ようやく自分なりの作業フローが固まった。
| ステップ | 作業内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 1 | 案件内容の確認・リサーチ | 15分 |
| 2 | 構成案をChatGPTで作成し自分で調整 | 10分 |
| 3 | セクションごとにChatGPTで下書き生成 | 15分 |
| 4 | リライト(自分の言葉に書き直す) | 20分 |
| 5 | ファクトチェック + 最終校正 | 10分 |
| 合計 | 約70分 |
3,000字の記事を約70分で完成。1ヶ月目は3時間かかっていたから、効率は約2.5倍に改善した。
3ヶ月目の収入
約25,000円(6記事納品)
| 案件 | 文字数 | 報酬 | 備考 |
|---|---|---|---|
| AI活用コラム×4 | 3,000字 | 20,000円 | リピート月額契約 |
| サービス紹介 | 2,000字 | 2,500円 | リピート |
| ブログ記事 | 2,500字 | 2,500円 | 新規 |
時給換算で約2,100円。ようやく副業として成立していると感じられるレベルになった。
AIライターに向いている人・向いていない人
3ヶ月やってみて、向き不向きがハッキリ見えてきた。
向いている人
- 文章を読むのが苦にならない人。書くスキルはAIが補ってくれる
- コツコツ積み上げるのが好きな人。最初の低単価を耐えられるかどうか
- 細部にこだわれる人。誤字脱字、ファクトチェックの丁寧さがモノを言う
- フィードバックを前向きに受け取れる人。修正依頼は成長のチャンスだ
向いていない人
- AIに任せれば楽に稼げると思っている人。現実は違う
- 文章を読むのが嫌いな人。リライトや校正が苦痛になる
- すぐに高収入を期待する人。最初の2〜3ヶ月は修行期間
- フィードバックにストレスを感じる人。修正依頼は日常茶飯事
未経験からAIライターを始める5ステップ
僕の3ヶ月の経験を踏まえた、最短ルートのステップがこれだ。
ステップ1:ChatGPTを使い倒す(1週間)
無料版でOK。とにかく色んなプロンプトを試して、良い指示の出し方を体で覚える。
ステップ2:プロンプトのテンプレートを3つ作る(3日)
商品紹介、コラム、How to記事の3パターンのテンプレを作っておく。
ステップ3:クラウドソーシングに登録して案件を探す(1日)
クラウドワークスかランサーズに登録。初心者歓迎の案件に絞って10件応募。
ステップ4:最初の3件を丁寧に納品する(2週間)
低単価でも全力で取り組む。この3件の評価が今後の単価を左右する。
ステップ5:作業フローを確立して効率化する(継続)
テンプレ化、ショートカット、品質チェックリストで作業時間を短縮していく。
収入をさらに上げる3つのコツ
コツ1:専門ジャンルを持つ
なんでも書けますと言うより、AI系の記事が得意ですと絞った方が単価の高い案件が取りやすい。僕はAI・テック系に絞ったことで、1記事5,000〜8,000円の案件が取れるようになった。
コツ2:リピーターを大切にする
新規案件を毎回探すのは効率が悪い。既存クライアントからのリピートが安定収入の柱になる。納期を守る、丁寧に対応する、プラスアルファの提案をする。この3つを徹底するだけで、リピートは自然と増える。
コツ3:有料ツールに投資する
ChatGPT Plusは月20ドル。本気で副業するなら必須だと思う。回答の精度が上がるし、画像生成やファイル分析もできる。月20ドルの投資で作業効率が2〜3倍になるなら、1記事分の報酬で元が取れる計算だ。
まとめ:未経験でもできる。ただし「楽」ではない
3ヶ月の体験を振り返ると、こんな流れだった。
| 期間 | やったこと | 月収 | 心境 |
|---|---|---|---|
| 1ヶ月目 | 準備・学習・初応募 | 0円 | 「本当にできるのか不安……」 |
| 2ヶ月目 | 初納品・失敗・改善 | 8,000円 | 「キツい。でもやり方は見えてきた」 |
| 3ヶ月目 | 単価UP・リピート獲得 | 25,000円 | 「いけるかも。もう少し続けよう」 |
AIライター副業は、未経験でもできる。これは断言する。
ただし、楽して稼げるは嘘だ。AIがあっても、リサーチ、ファクトチェック、リライト、クライアント対応は人間がやらなきゃいけない。
でも、AIがなかった時代と比べれば圧倒的にハードルは下がっている。プロのライターに追いつくのに従来は数年かかったものが、AIを使えば数ヶ月で同等以上のアウトプットが出せるようになった。
迷っているなら、まずはChatGPTで1本記事を書いてみるといい。たぶん「意外といけるじゃん」と思える。その感覚が、副業の第一歩になる。
この記事で紹介したツール
| ツール名 | カテゴリ | リンク |
|---|---|---|
| クラウドワークス | クラウドソーシング | クラウドワークスで案件を探す → |
| ランサーズ | クラウドソーシング | ランサーズで仕事を受注する → |
| ココナラ | クラウドソーシング | ココナラでスキルを販売する → |
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