AI動画編集ツールおすすめ5選|未経験でもプロ級動画が作れる時代【2026年版】
去年まで、僕は動画編集にセンスが必要だと思い込んでいた。
30代半ば、都内の中小企業で営業をやっている普通の会社員。動画編集の経験はゼロ。Premiere Proを一度インストールしたことはあるけど、タイムラインの意味がわからず3日で挫折した。あの画面を見た瞬間、自分の世界じゃないと悟った。
ところが2025年の後半、ふとしたきっかけでAI動画編集ツールを触ってみたら、副業として月5〜8万円ほどの収入を動画制作で得るようになった。未経験の僕が、だ。
僕が実際に使い倒して手応えを感じたAI動画編集ツール5選を、忖度なしで紹介する。失敗した話も正直に書くので、これから動画編集を始めたい人は最後まで読んでほしい。
AI動画編集とは?従来の編集と何が違うのか
AI動画編集の仕組みを、ざっくり押さえておく。
従来の動画編集は、すべてが手作業だった。カット割り、テロップ入れ、BGM選定、カラー補正、エフェクト追加。一本の10分動画を作るのに、慣れた人でも3〜5時間。初心者なら丸一日かかることも珍しくない。
AI動画編集ツールは、AIが自動で面倒な作業を代行してくれる。具体的にはこんなことができる。
- 自動カット編集 無音部分や「えーっと」などの不要な間を自動検出・削除
- 自動テロップ生成 音声認識でリアルタイムに字幕を生成。精度95%以上のものもある
- 自動BGM・SE挿入 シーンの雰囲気に合った音楽を自動選曲・配置
- 自動カラーグレーディング 映像の色味をプロ品質に自動補正
- テキストから動画生成 テキストプロンプトだけで動画そのものを作り出す
従来編集 vs AI動画編集 比較表
| 項目 | 従来の動画編集 | AI動画編集 |
|---|---|---|
| 習得期間 | 3ヶ月〜1年 | 数時間〜数日 |
| 1本あたりの制作時間(10分動画) | 3〜8時間 | 30分〜2時間 |
| 必要なスキル | ソフト操作・デザインセンス・音楽知識 | 基本的なPC操作・指示出し力 |
| 初期コスト | ソフト代+高性能PC(20万円〜) | 月額数千円〜(ブラウザ動作可) |
| 品質の安定感 | スキル依存でばらつく | 一定水準を安定して出せる |
| 細かい調整 | 自由自在 | ツールによっては制限あり |
早く・安く・そこそこのクオリティで動画を作りたい人には、AI動画編集が圧倒的に向いている。
映画レベルの繊細な編集ならPremiere ProやDaVinci Resolveに軍配が上がる。だが、YouTube動画やSNS用ショート動画、企業の紹介動画レベルなら、もうAIで十分な時代に入った。
【2026年版】AI動画編集ツールおすすめ5選
ここからが本題。僕が実際に使った中から、自信を持っておすすめできるツールを5つ紹介する。
まずは全体の比較表から。
AI動画編集ツール比較表
| ツール名 | 月額料金(税込目安) | 主な用途 | 日本語対応 | 難易度 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| Runway Gen-3/Gen-4 | 約$15〜$95/月 | テキストから動画生成・高度な編集 | △(UI英語) | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| CapCut(AI機能強化版) | 無料〜約$10/月 | SNSショート動画・TikTok | ◎ | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
| Descript | 約$24〜$33/月 | ポッドキャスト・トーク動画 | △(UI英語) | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| Pictory | 約$25〜$49/月 | ブログ記事から動画変換 | △(UI英語) | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| Vrew | 無料〜約1,800円/月 | テロップ自動生成・YouTube動画 | ◎ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ |
※料金は2026年2月時点の情報です。為替レートや料金改定により変動する場合があります。
1つずつ詳しく見ていく。
1. Runway Gen-3 / Gen-4 ── AIによる動画生成の最前線
公式サイト: runway.ml
Runwayは、僕がAI動画編集の未来を初めて実感したツールだ。
最大の特徴はテキストプロンプトから動画を生成できること。「夕焼けの海辺を歩く女性のシルエット」と打ち込むだけで、実写さながらの数秒〜十数秒の映像が出てくる。2025年後半にリリースされたGen-3以降、映像のクオリティが飛躍的に上がり、2026年現在ではGen-4世代の機能も順次公開されている。
僕が実際に使った感想:
最初はおもちゃレベルだろうと舐めていた。ところが、生成された映像を見て鳥肌が立った。長尺のドラマ映像を作れるレベルではまだないが、企業のイメージ映像やSNS広告の素材としては十分使える。実際にクラウドソーシングでAI生成映像を使った15秒PR動画の案件を受注できたのは、Runwayのおかげだった。
向いている人:
– クリエイティブな映像素材を自分で生成したい人
– 広告・PR系の短尺動画を作りたい人
– 最先端のAI映像技術を試したい人
注意点:
– UIが英語のみ。ただし操作はシンプル
– 生成映像の尺に制限あり(プランによる)
– 高品質生成はクレジットを消費するので、使いすぎるとコストがかさむ
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2. CapCut(AI機能強化版) ── 無料で始められる最強の入門ツール
公式サイト: capcut.com
CapCutはもともとTikTokの運営元であるByteDanceが提供する無料動画編集アプリだが、2025〜2026年にかけてAI機能が大幅に強化された。
特に注目すべき機能がこれだ。
- AI自動キャプション生成 日本語の認識精度がかなり高い
- AIスタイル変換 撮影済み動画をアニメ風やイラスト風に変換
- AI背景除去・置換 グリーンバックなしで背景を自由に変更
- 自動リサイズ 横型動画をTikTok/Reels用の縦型に自動変換
僕が実際に使った感想:
CapCutは、僕が一番最初に触ったAI動画編集ツールだ。これが無料でいいのかと驚いた。スマホアプリ版だけでなくPC版(ブラウザ版含む)もあり、直感的なUIで迷うことがほぼない。
副業としてYouTubeのショート動画やTikTok動画を量産するなら、正直これだけで事足りる。僕が最初に月2万円を稼いだのも、CapCutで作ったショート動画の制作代行だった。
向いている人:
– 完全初心者でまず一歩を踏み出したい人
– SNSショート動画をメインで作りたい人
– なるべくコストをかけずに始めたい人
注意点:
– 無料版にはウォーターマーク(透かし)が入る場合がある
– 高度な長尺編集には向かない
– 商用利用の規約をよく確認する必要がある
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3. Descript ── テキスト編集感覚で動画を作れる革命児
公式サイト: descript.com
Descriptのコンセプトは画期的で、動画をテキストのように編集する。
どういうことか。動画をアップロードすると、AIが自動で音声を文字起こししてくれる。あとは、そのテキストを編集するだけで動画が編集される仕組みだ。「えーっと」「あのー」を削除すれば、動画上でもその部分がカットされる。テキストの順番を入れ替えれば、動画のシーンも入れ替わる。
僕が実際に使った感想:
これは革命だと思った。タイムライン編集がどうしても苦手な僕にとって、テキストベースの編集はまさに救世主。特にトーク系のYouTube動画や、ポッドキャスト的なコンテンツを作る場合、Descriptの効率は異常に高い。
さらに、2026年版ではAIによる話者のクローン音声機能が進化しており、言い間違えた部分をテキスト修正するだけで、自分の声で正しい内容を自動再生成してくれる。自分の声のみ、かつ同意ベースの利用に限定されている。
向いている人:
– トーク動画・解説動画をメインで作る人
– 文字起こしからテロップ付けの作業を効率化したい人
– タイムライン操作が苦手な人
注意点:
– 日本語の文字起こし精度は英語に比べるとやや劣る。ただし年々改善中
– UIが完全英語
– 無料プランは機能制限が厳しい
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4. Pictory ── ブログ記事を動画に変換する
公式サイト: pictory.ai
Pictoryは、テキストコンテンツ(ブログ記事やスクリプト)を自動で動画に変換してくれるツールだ。
URLを入力するだけで、記事の内容を解析し、関連するストック映像・画像を自動で選んで、ナレーション付きの動画を生成する。ブロガーやアフィリエイターにとっては待望のツールと言える。
僕が実際に使った感想:
ブログを運営している僕にとって、Pictoryは過去記事の再活用という新しい可能性を開いてくれた。過去に書いた記事をPictoryに突っ込むだけで、YouTubeにアップできるレベルの動画が5〜10分で完成する。
ただし、自動生成されたままだとやや機械的な印象がある。ストック映像の選定がズレていたり、ナレーションの抑揚が不自然だったりする。だから僕はPictoryで8割完成させ、残り2割を手動調整している。これでも従来のゼロから編集する場合の1/5以下の時間で済む。
向いている人:
– ブログ・記事コンテンツを動画に転用したい人
– テキストベースの素材は豊富にあるが、動画制作の時間がない人
– 英語圏向けの動画コンテンツを量産したい人
注意点:
– 日本語対応はまだ発展途上。英語コンテンツのほうが精度が高い
– 自動選定されるストック映像の質にばらつきがある
– 月額料金がやや高め
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5. Vrew ── 日本語ユーザーに最適なテロップ自動生成ツール
公式サイト: vrew.voyagerx.com
Vrewは韓国発のAI動画編集ツールで、日本語対応の質が圧倒的に高い。
最大の強みは自動テロップ(字幕)生成の精度。日本語の音声認識精度は体感で90〜95%程度で、専門用語や固有名詞を除けばほぼ修正不要。しかも無料プランでもかなりの機能が使える。
僕が実際に使った感想:
YouTubeの切り抜き動画を作る際、テロップ入れが一番時間がかかる作業だった。手動でやると10分の動画に2〜3時間。Vrewを使い始めてから、テロップ作業が実質15〜20分に短縮された。これだけでも導入した価値は十分だった。
2026年現在のVrewは、テロップだけでなくAI音声読み上げ(ナレーション)、自動要約、AIによるシーン分割など機能が拡充されている。特にAI音声読み上げは日本語のナチュラルさが大幅に改善されており、顔出しNGの解説動画にはうってつけだ。
向いている人:
– YouTube動画にテロップを効率的に入れたい人
– 日本語コンテンツがメインの人
– 無料でしっかり使えるツールを探している人
注意点:
– デザイン性の高い動画編集には不向き
– エフェクトやトランジションの種類は少なめ
– 書き出し時間がやや長い場合がある
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AI動画編集で副業する具体的な方法
ツールはわかった。で、実際にどうやってお金にするのか。僕がやってきた副業の方法を具体的に紹介する。
方法1:YouTube切り抜き動画の制作代行
収入目安:月2〜5万円(副業レベル)
人気YouTuberの長尺動画を、許可を得た上で短くまとめる切り抜き動画の制作代行は、最も始めやすい副業だ。
- 使うツール: Vrew + CapCut
- 作業時間: 1本あたり30分〜1時間
- 案件獲得方法: クラウドワークス、ランサーズ、Twitterでの直接営業
- 単価目安: 1本1,500〜5,000円
Vrewで自動テロップを生成し、CapCutでカット編集・装飾する流れ。慣れれば1日2〜3本は余裕で回せる。
方法2:企業PR・紹介動画の制作
収入目安:月5〜15万円(スキルアップ後)
地方の中小企業や個人事業主は、動画でのPRに興味はあるが予算も知識もない、というケースが多い。ここにAI動画編集のスキルを持ち込むと、安くて早くて高品質という三拍子揃った提案ができる。
- 使うツール: Runway + Pictory + CapCut
- 作業時間: 1本あたり2〜5時間
- 案件獲得方法: ココナラ、地元の商工会議所、知人の紹介
- 単価目安: 1本1〜5万円
Runwayでイメージ映像を生成し、Pictoryで構成を自動化し、CapCutで仕上げる。この組み合わせが僕の定番ワークフローだ。
方法3:SNSショート動画の量産
収入目安:月3〜10万円
TikTok、Instagram Reels、YouTube Shortsなど、ショート動画の需要は2026年も伸び続けている。企業のSNSアカウント運用代行として、ショート動画を量産する仕事は安定的に存在する。
- 使うツール: CapCut
- 作業時間: 1本あたり15〜30分
- 案件獲得方法: SNSでの直接営業、クラウドソーシング
- 単価目安: 1本1,000〜3,000円(月間契約で月5〜10万円も)
ショート動画は尺が短い分、数をこなして収入を積み上げるスタイルになる。CapCutのテンプレートとAI機能を駆使すれば、1本15分で仕上げることも可能だ。
案件獲得のコツ
僕が実感したのは、ポートフォリオが命だということ。
最初は実績がないので、以下のステップで信頼を積み上げた。
- 自分用にサンプル動画を5本作る(架空の商品PR、旅行Vlog風、解説動画など)
- YouTubeやSNSにアップして実績として見せられるようにする
- クラウドソーシングで低単価の案件を3〜5本受けて評価を集める
- 実績をもとに単価を上げていく
最初の1ヶ月は時給換算で500円以下だったかもしれない。でも3ヶ月目には時給2,000円を超えた。最初の苦しい期間を乗り越えられるかどうかがすべてだ。
初心者が始めるための3ステップ
何から手をつければいいかわからない人のために、具体的な3ステップを紹介する。
ステップ1:無料ツールで触ってみる(1〜2週間)
いきなり有料ツールに課金する必要はない。まずはCapCut(無料)とVrew(無料プラン)で十分だ。
やることはシンプル。
- スマホで1〜2分の動画を撮影する。内容は何でもいい
- CapCutに取り込んで、AIキャプション機能を使ってテロップをつける
- Vrewに取り込んで、自動テロップ生成から書き出しまでを体験する
この段階では完璧な動画を作ることが目的じゃない。AI動画編集の感触をつかむのが目的だ。
ステップ2:サンプル動画を作ってポートフォリオ化(2〜4週間)
ツールの基本操作がわかったら、次は見せられるレベルのサンプル動画を5本作る。
おすすめのジャンルはこの5つ。
- 商品レビュー風動画(30秒〜1分)
- 旅行・風景のまとめ動画(1〜2分)
- ハウツー・解説動画(2〜3分)
- SNSショート動画(15〜30秒)×2パターン
- テキストベースのスライド動画(1〜2分)
これらをYouTubeチャンネルやポートフォリオサイトにまとめておく。Canvaで簡単なポートフォリオページを作るのもありだ。
ステップ3:小さく案件を受けて実績を積む(1〜2ヶ月)
ポートフォリオが揃ったら、クラウドワークスやランサーズで動画編集の案件に応募する。
最初のポイントは以下の3つ。
- AI動画編集で高速納品できることを強みとして打ち出す
- 最初の3〜5件は利益度外視で受けて、★5評価を集める
- 納品後にリピーター化を狙う
僕の場合、最初の案件はYouTubeの切り抜き動画1本800円だった。作業時間を考えると赤字だ。でもこの800円の案件が、後の月5万円の副業収入につながった。最初の一歩は、小さければ小さいほどいい。
AI動画編集の注意点・デメリット
いいことばかり書いてきたが、デメリットや注意点も共有しておく。ここを知らずに始めると痛い目を見る。
1. 著作権・商用利用の確認は必須
AI生成映像やAIが選んだストック素材の著作権・ライセンスは必ず確認すること。特にRunwayで生成した映像やCapCutのテンプレート素材は、商用利用のルールがツールごとに異なる。知らなかったでは済まされないので、利用規約は必ず読んでおくべきだ。
2. AI任せにしすぎると品質が下がる
AIは便利だが万能じゃない。自動生成された字幕の誤字、ストック映像のミスマッチ、BGMの音量バランスなど、人間の目と耳でチェックすべきポイントは必ず残る。
僕も最初の頃、AIの出力をそのまま納品してクライアントに「テロップに誤字がある」と指摘されたことがある。最終チェックは絶対に人間がやるべきだ。
3. ツールの仕様変更・値上げリスク
AIツールは進化が速い反面、突然の仕様変更や料金改定も日常茶飯事。去年まで無料だった機能が有料になったり、使い慣れたUIがガラッと変わったりする。特定のツールに依存しすぎず、2〜3のツールを使えるようにしておくとリスク分散になる。
4. AI編集だと安く見られることがある
残念ながら、AIで作った動画と聞くと単価を下げようとするクライアントがいる。僕のおすすめは、納品物の品質で勝負すること。制作手法がAIかどうかはクライアントにとって本来どうでもいい話で、期待通りのクオリティが期待以上のスピードで届くかどうか、それだけだ。
5. 情報の陳腐化が早い
この記事に書いた料金や機能も、半年後には変わっている可能性が高い。AI動画編集の分野は変化が激しいので、常に最新情報をキャッチアップする姿勢が欠かせない。僕は月に1回程度、各ツールの公式ブログやX(旧Twitter)をチェックするようにしている。
AI動画編集で成功するための5つの鉄則
鉄則1:まず無料ツールで触ることから始めよ
CapCutとVrewは無料で使える。考える前に手を動かすのが最短ルートだ。鉄則2:ツールは組み合わせで真価を発揮する
1つのツールで完結しようとしない。Vrew×CapCut、Runway×Pictoryなど、用途に応じた組み合わせが効率を最大化する。鉄則3:最初の実績は赤字覚悟で取りに行け
最初の5件は修行だと思え。評価と実績が貯まれば、単価は自然と上がる。鉄則4:AIに任せて、人間は最終チェックと企画力に集中せよ
AIが得意な作業はAIに任せ、人間は企画・構成・品質チェックに時間を使う。この分業が最も効率的だ。鉄則5:常に最新情報をキャッチアップし続けよ
AI動画編集は半年で景色が変わる世界。学び続ける者だけが、この波に乗れる。
僕がAI動画編集を始めて約半年。まだまだ勉強中だし、失敗もたくさんしている。でも一つだけ確信していることがある。
始めた人だけが得をする時代は、もう来ている。
この記事で紹介したツール
| ツール名 | カテゴリ | リンク |
|---|---|---|
| Runway | AI動画 | RunwayでAI動画を作成する → |
| CapCut | AI動画 | CapCutで簡単動画編集 → |
| Descript | AI動画 | Descriptで音声・動画を編集 → |
| Vrew | AI動画 | Vrewで字幕を自動生成 → |
| Pictory | AI動画 | Pictoryでテキストから動画作成 → |
