プロンプトの書き方入門|AIの回答が劇的に変わる5つのコツ【実例つき】
「ChatGPT、使ってみたけど微妙だった」——こう言う人がめちゃくちゃ多い。会社の同僚にも何人かいた。で、実際にどう使ってるか聞いてみると——
「副業について教えて」
「ブログ記事を書いて」
「面白いアイデア出して」
……それじゃ微妙な回答しか返ってこないのは当然だ。
断言するけど、ChatGPTが使えないと感じる人の99%はプロンプトの書き方が原因。AIの性能じゃなくて、指示の出し方の問題なのだ。
裏を返せば、プロンプトの書き方を覚えるだけで、ChatGPTの出力品質は天と地ほど変わる。
僕が副業でChatGPTを使い倒す中で身につけたAIの回答が変わる5つのコツを、ダメな例と改善例のセットで紹介する。全部今日から使えるテクニックだ。
プロンプトの基本構造|3つの要素を押さえるだけ
コツの前に、まず基本を。良いプロンプトには3つの要素が含まれている。
| 要素 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| ①役割 | AIに何者として回答するかを指定 | 「あなたはSEOの専門家です」 |
| ②条件 | 具体的な制約や要件を指定 | 「30代の初心者向けに」「3000字で」 |
| ③出力形式 | 回答のフォーマットを指定 | 「表形式で」「箇条書きで」 |
この3つを意識するだけで、プロンプトの質は一気に上がる。
たとえるなら、レストランで注文するときのイメージだ。
- ❌「なんか美味しいもの」……何が出てくるかわからない
- ✅「辛さ控えめのグリーンカレーを、ライス大盛りで、パクチー抜きでお願いします」……期待通りのものが出てくる
AIへの指示もまったく同じ。具体的であればあるほど、期待通りの回答が返ってくる。
AIの回答が劇的に変わる5つのコツ
コツ1:役割を与える
AIに何者として回答するかを指定する。これだけで回答の専門性と深さが変わる。
❌ ダメな例:
副業のおすすめを教えて
✅ 改善例:
あなたは副業コンサルタントとして5年の経験がある専門家です。
30代の会社員で副業未経験の人に向けて、おすすめの副業を教えてください。
なぜ効くのか。役割を与えると、AIはその専門家の知識ベースと視点で回答を構築する。同じ質問でも、マーケティングの専門家とファイナンシャルプランナーでは、まったく違う角度の回答が返ってくる。
応用パターン:
– 「あなたはSEO歴10年のブロガーです」
– 「あなたはコピーライティングの専門家です」
– 「あなたは厳しいけど的確なフィードバックをする編集者です」
コツ2:具体的な条件を指定する
ターゲット、文字数、トーン、含めるべき情報など、条件を細かく指定する。
❌ ダメな例:
AIライティングについて記事を書いて
✅ 改善例:
以下の条件でAIライティングについてのブログ記事を書いてください。
- ターゲット:副業を始めたい30代の会社員(ライティング未経験)
- 文字数:3,000字程度
- トーン:カジュアルで親しみやすい、体験談風
- 含める情報:始め方のステップ、月収目安、必要なツール、注意点
- 含めない情報:プログラミングの話題、高度な技術の説明
なぜ効くのか。条件が曖昧だと、AIは一般的な回答を返すしかない。条件を絞れば絞るほど、自分が求めている回答に近づく。
僕がよく使う条件指定:
– ターゲット(誰に向けて)
– 文字数(どのくらいの分量で)
– トーン(堅いかカジュアルか)
– 含める要素(何を盛り込むか)
– 含めない要素(何を省くか)
コツ3:出力形式を指定する
回答のフォーマットを明示的に指定する。これで読みやすさが劇的に変わる。
❌ ダメな例:
AIツールを比較して
✅ 改善例:
以下のAIツールを比較する表を作成してください。
ツール:ChatGPT、Claude、Gemini、Jasper AI
比較項目(列):
- 月額料金
- 日本語対応の精度(5段階評価)
- 得意な用途
- おすすめの人
表形式(マークダウン)で出力してください。
なぜ効くのか。AIは指示がなければ長い文章で回答しがちだ。表、箇条書き、見出し付きの構成など、欲しい形を指定するだけで、そのまま使えるアウトプットが返ってくる。
よく使う出力形式の指定:
– 「表形式で」
– 「箇条書きで」
– 「H2・H3の見出し構成で」
– 「メリット・デメリットに分けて」
– 「ステップ1〜5の形式で」
コツ4:例を1つ与える(Few-shotプロンプティング)
求めている出力の例を1つ見せる。百の説明より1つの例が伝わる。
❌ ダメな例:
商品紹介の文章を書いて
✅ 改善例:
以下の例を参考に、商品紹介の文章を書いてください。
【例】
商品名:ワイヤレスイヤホン AirPods Pro
紹介文:「通勤電車で音楽を聴く人、これ一択です。ノイキャン性能が異次元で、
周りの騒音が消える。バッテリーも6時間持つから、往復の通勤には余裕。
唯一の欠点は価格(39,800円)だけど、毎日使うものだから投資する価値あり。」
では、以下の商品について同じトーンで書いてください。
商品名:モバイルバッテリー Anker PowerCore
なぜ効くのか。文章のトーン、長さ、構成を言葉で説明するのは難しい。でも例を見せれば、AIはパターンを即座に理解して再現してくれる。特にライティング系の副業では必須テクニックだ。
コツ5:ステップバイステップで考えさせる(Chain of Thought)
複雑な問題は段階的に考えてと指示する。
❌ ダメな例:
AI副業で月5万稼ぐ方法を教えて
✅ 改善例:
AI副業で月5万円稼ぐためのロードマップを作成してください。
以下のステップで段階的に考えてください。
ステップ1:まず、月5万円を稼ぐために必要な案件数と単価を逆算する
ステップ2:その単価の案件を取るために必要なスキルを洗い出す
ステップ3:スキル習得にかかる期間を見積もる
ステップ4:月ごとのアクションプランに落とし込む
ステップ5:つまずきやすいポイントと対策を追記する
なぜ効くのか。AIは一度に大きな問題を解こうとすると、表面的な回答になりがちだ。段階を分けることで、各ステップを深く考えた上で回答してくれる。
副業別プロンプトテンプレート集
ここからはコピペして即使えるプロンプトテンプレートを4つ紹介する。
テンプレ①:ライティング用
あなたはSEOライティングの専門家です。
以下の条件でブログ記事を作成してください。
【テーマ】:(ここにテーマを入れる)
【ターゲット読者】:(例:30代の副業初心者)
【文字数】:3,000字程度
【トーン】:カジュアルで読みやすい、体験談風
【構成】:
- 導入(読者の悩みに共感)
- 本文(H2を3〜4個、各H2の下にH3を2〜3個)
- まとめ(行動を促す)
【SEOキーワード】:(ここにKWを入れる)
【注意】:
- 事実と異なる情報は書かないこと
- 専門用語は初心者でもわかるように説明すること
テンプレ②:画像生成用(Midjourney / DALL-E)
以下の条件でブログのアイキャッチ画像を生成してください。
【テーマ】:(例:AI副業で在宅ワーク)
【スタイル】:フラットデザイン、明るい配色、テクノロジー感
【構図】:中央にノートPC、周囲にAI関連のアイコン(チャット吹き出し、歯車、グラフ)
【カラー】:青と白をメインに、アクセントにオレンジ
【避けるもの】:人の顔、テキスト、暗い色調
【アスペクト比】:16:9
テンプレ③:リサーチ用
以下のテーマについてリサーチし、結果を整理してください。
【リサーチテーマ】:(ここにテーマを入れる)
【知りたいこと】:
1. (具体的な質問1)
2. (具体的な質問2)
3. (具体的な質問3)
【出力形式】:
- 各質問に対して300字以内で回答
- 情報源がある場合は明記
- 確信度が低い情報には「※要確認」と注記
【注意】:推測や不確かな情報は「確認が必要」と明記すること
テンプレ④:SNS投稿用
以下の条件でInstagramの投稿文を作成してください。
【テーマ】:(ここにテーマを入れる)
【アカウントの属性】:(例:AI副業について発信する30代会社員)
【投稿の目的】:(例:フォロワーの共感を得る、保存を促す)
【文字数】:300〜500文字
【構成】:
- 1行目:目を引くフック(改行2回)
- 本文:具体的なノウハウや体験談
- 最後:行動を促すCTA
【ハッシュタグ】:関連するものを10個提案
【トーン】:親しみやすく、共感を呼ぶ
よくある失敗パターン3つと対処法
失敗1:指示が抽象的すぎる
症状:AIの回答が一般論ばかりで使えない
対処法:5W1Hを意識して条件を具体化する。「副業について教えて」ではなく「30代会社員が月3万円を目指すAI副業について、始め方を5ステップで教えて」にする。誰に、何を、どのくらいの粒度で——これを明示するだけで回答の質が変わる。
失敗2:1回のプロンプトに詰め込みすぎ
症状:AIの回答が散漫で焦点がぼやける
対処法:1つのプロンプトで1つの目的を徹底する。記事全体を一気に書かせるのではなく、「まず構成案を作って」「H2の1つ目を詳しく書いて」「次のH2を書いて」と分割する。
失敗3:AIの回答をそのまま使う
症状:出力がきれいだけど中身がない文章になる
対処法:AIの出力はあくまで下書きと位置づける。事実確認、独自の視点の追加、不自然な表現の修正は必ず人間がやる。特に数字やデータは必ずファクトチェックすること。
プロンプトはAIへの投資だ
5つのコツをおさらいしておく。
| コツ | 一言まとめ |
|---|---|
| ①役割を与える | 何の専門家として答えるかを指定 |
| ②条件を指定する | ターゲット、文字数、トーンを具体的に |
| ③出力形式を指定する | 表、箇条書き、見出し構成で指定 |
| ④例を与える | 1つの例が百の説明に勝る |
| ⑤段階的に考えさせる | 複雑な問題は分解して指示 |
プロンプトの書き方を覚えるのは、AIへの投資だと思っている。5分のプロンプト改善で、出力品質が10倍変わることもザラだ。
特に副業でAIを使うなら、この5つのコツは絶対に押さえておいてほしい。プロンプト次第で、同じ作業の成果がまるで変わる。
この記事で紹介したツール
| ツール名 | カテゴリ | リンク |
|---|---|---|
| ChatGPT | AIチャット・ライティング | ChatGPTを無料で使ってみる → |
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